アブラムシは植物にたかる害虫。ガーデニングや家庭菜園などをしたはよいもののアブラムシが大量に発生してしまい困っている方も多いかと思います。ここではアブラムシの駆除方法をいくつかご紹介します。
アブラムシをゴキブリの意味で使うこともありますが、ここでは植物に寄生する昆虫を扱います。アブラムシの駆除にはいろいろな方法があります。まず、牛乳をふりかけるとアブラムシが死んでしまうという駆除方法があります。牛乳をスプレーすると死んでしまいます。これは牛乳のタンパク質が固まってアブラムシの気道を詰まらせるからです。ただし、牛乳の匂いが気になるという方もいるかもしれません。
アブラムシ対策に木酢液を使うという方法もあります。木酢液は木材を炭焼きなどにしたときに出てくる液体のことです。木酢液は昔から殺菌作用や植物の生長を促進する作用などがあると言われてきました。そのためアブラムシの駆除に使用する人もいます。そのため最近のエコロジーブームに乗って、無農薬や農薬を減らす農法で使われることもありますが、どれほどの効果があるかはまだ化学的に明らかになっていません。
アブラムシ撃退に牛乳や木酢液で効果が出ない場合は、殺虫剤のオルトランを使う方が多いようです。粒剤も水和剤もエアゾール剤もあります。これを撒いておくと、葉っぱや根っこからオルトランが吸収されるため、土の中にいる害虫や葉にいる害虫を退治することができます。ただし、成分はアセフェートという農薬のため、ハーブなど体内に摂取するものにはオルトランを使わない方が多いです。目で見て鑑賞するタイプの植物にオルトランを用いる方が多いようですが、オルトランはトマトやピーマン、なす、キュウリなどの野菜にも使用することができます。
アブラムシは非常に数が多く日本では600種類以上も存在すると言われています。日本だけでなく世界じゅうに生息しており、寄生した植物に害を与えます。植物の師管液を吸い生息し、肛門からは甘い分泌物を出すため、アリがそれを好んで摂取します。アリはそのお返しとして、アブラムシの天敵からアブラムシを守る役割をします。こうしてアブラムシとアリは共生関係にあり、アブラムシをアリマキということもあります。
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アブラムシの天敵
アブラムシの天敵としては、鳥、てんとう虫、蜘蛛、寄生バチ、ハナアブの幼虫、ヒラタアブ、クサカゲロウなどがいます。てんとう虫はアブラムシをたくさん食べるので、アブラムシ防除のためにてんとう虫を飼うという手もあります。テントウムシは幼虫でも成虫でもたくさんアブラムシを食べますが、成虫では数千ものアブラムシを食べると言われています。